順柔会(OB会)

2019/10/30

大館斗志爾先輩が「固めの形」で優勝果たす!

去る10月27日、講道館において本年度全日本柔道形競技会が開催され、本学卒業生の大館斗志爾先輩(平成20年卒/京都市中学校教員)が見事に優勝されました。本大会における本学OBの優勝は宮本秀樹先輩(平成8年卒/京都府警/形世界選手権優勝)に続く快挙となります。また、今年の全日本柔道選手権大会で古式の形を演舞された菅波盛雄先生(前柔道部長)も準優勝を果たしました。現役学生も負けてはいられません。以下は大館先輩のコメントを載せました。来年の世界大会を目指して頑張ってください!











 大館斗志爾先輩(右端)

全日本柔道形競技会に参加して
 平成20年卒 京都市立藤森中学校 大館斗志爾
 
この度、令和元年度全日本柔道形競技会「固の形」に出場し、優勝することができました。私自身、形競技を始めてから約10年になり、下野龍司先生(筑波大卒、京都文教高校勤務)とペアを組んで挑み、全日本に6度目の出場で念願の優勝という結果を残すことができました。現役時代を含め、今までに「日本一」という結果を残したことがありませんでしたので、感激は一入でした。これまで形競技の指導をしていただいた諸先生方には本当に感謝をしております。現役時代の競技成績はまったく残せておらず、並み以下の実力であった私が、形を通してこのような全国大会や国際大会の場を経験できている事、様々な先生方と出会えたことにより、今まで柔道を続けてきた喜びを感じております。
また、後輩の田中英晴君(埼玉県警察)が応援に足を運んでくれたことにも勇気付けられ、自信を持って大会に臨むことができました。同大会に恩師である菅波盛雄先生も出場されていたことや、京都での形の稽古では宮本秀樹先輩(京都府警察・講道館護身術世界選手権優勝)にご指導していただいたことにも順天堂の縁を感じました。
今後とも順天堂の名に恥じぬよう精進し続け、世界選手権優勝を目標に稽古に励んでまいりたいと思います。乱筆乱文のほど、悪しからずご容赦ください。